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祖父のこと
僕は、少し変わった環境に育った。
おじいちゃんは、キリスト教の伝道師で、病気の人に手を当てて祈ることで、直してしまう不思議な力を与えられている人だった。
祖父は、東京大学のドイツ文学の教授だったこともあって、博学な人だった。
ドイツ語はもちろん、ヘブライ語でも聖書を読むことのできる人だった。
日本国から勲章を2度もらった李、ドイツからも名誉勲章をもらった人だ。
毎週日曜日、自宅の一室で、30人から40人くらいの小さなキリスト集会を開いていた。
おじいちゃんは、キリスト教の中でも特殊な人で、無教会という流れ、(教会を持たない)の中からも逸脱していた人だったが、全国に弟子を作るくらい、力の宿った人だった。
僕が、鳥取に旅していた時に、たまたま出会ったおばさんに、「小池です」と自己紹介すると。「小池辰雄さんのご子息だったりして」と聞かれて、「はい孫です」と答えたら、とてもびっくりされたこともあった。
祖父の凄いところは、キリスト教を東洋化(日本化)してしまったところにある。
著書「無者キリスト」にも書かれているが、東洋の禅の発想のような「無、即無限・無量」という世界それがキリストだ、ということが説かれている。
これは西洋にはない発想で、単なる西洋の教会主義の模倣ではない、本質的な魂の革命者である「キリスト」をオリジナルの解釈で語っているのである。
祖父は、空海、老子、仏教のお坊さんの魂の大きな人たちのこともとても尊敬しており、中でも西郷南州さんのことをよく語っていた。
ある時、僕が、風邪をひいて寝込んでいた時、
おじいちゃんがスッとやってきて、僕の胸に手を当てて、「この子は良い子です、キリスト様、癒してください。主、イエスイキリストの御名によって悪霊よ出でよ!」と三回唱えると、おじいちゃんの手から、不思議な力が出てるような気がした。それで、「もう良くなるからね」と言って何処かへ行ってしまった。
僕はスッと眠くなって、そして安心して眠り、起きるとすっかり元気になってしまっていた。
そんなおじいちゃんと一緒に、20歳まで一緒に暮らした。
キリスト
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2019.02.06 / Top↑
ルカ伝21章9章
戦争と騒乱との噂を聞くときにも、おじ恐れるな。こうしたことはまず起こらなければならないが、終わりはすぐには来ない」
それから彼らに言われた、「民は民に、国は国に敵対して立ち上がるだろう。また大地震があり、あちこちに疫病やききんが起こり、いろいろ恐ろしいことや天からのものすごい前兆があるであろう。

キリストは、2000年以上も前に今の状態を予測していた。
そして、これからのことも。

一生の内、一度も聖書を開いたことのない人が、聖書を批判できないと思う。
何が書かれているかわからないのだから。
このスリリングな現代には、生きる指針が必要だ。
それも、確かな。

本当に、私が困っていたときに、助かったのが、この書なのだから。
2011.10.19 / Top↑