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 家の隣の竹林を伐って、広葉樹を残す。
ことするのはなんの利益にもならないなあとも思いながら、そうする気持ちが抑えきれないのは、
ジブリの森のそばで育った都会人だからなのか。

自分の土地でもない、隣の敷地だが、何十年もほっぽらかされて鬱蒼としていた竹林。
地主の方は、どれだけタケをとってもいいといってくれている。
枯れた竹が、足に落ちてきてけがをしたり、トゲが刺さって進めなくなったことも数回。他人が綺麗にした竹林を見て、はげまされ。諦めきれずに、火事になっても危ないので、雨の日に竹を燃やし、年に数日という単位で進んで7年。
火を燃やすと近所の方が火事を心配するだろうか、
むしろ迷惑なのだろうか・・・。

「デクノボウ」

節穴ののように開いた、目で、じっと火を見つめる。

鳥が切った竹に泊まり、明るくなった空に飛び立ってゆく。
ありがとうって、僕に言っているようだ。
かつて、誰からも慰めを受けず、
星の瞬きだけを信じていた宮沢賢治になりすます。

ふと風が、竹林を抜けてゆく
竹がなくなって残った木々。
あと数年かしたら、森になるのかな?
造園工の端くれの夢が、かすかに心をよぎる。
森に夢を描くのは、いつも、詩人たち。
竹
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2019.03.26 / Top↑