チュウニング


直川礼緒さんの口琴協会に顔を出して、イリンバのチュウニングについて聞いてみたところ、
「ゴゴ族(タンザニア)の音階は倍音率で出来ているから、平均律より倍音を元に合わせた方が良いよ」
と教えてくれた、

ザヲセのイリンバはもともとピアノにはない音でチュウニングされていたため、その音を細かくチューナーで調べ
狂ってきたら、それを頼りに直したりしていたのだが、

ピアノやギターの方と合わせる回数が増えるたびに、「デチューン」でいることが煩わしくなり、
便宜上平均律で合わせていた。

直川さんの堂々とした話を聞いてなんだか自分のやっていたことが恥ずかしくなり、
やはりあの気持ちいいチューニングに戻そうと思ったのだ、

本来なら口琴などで合わせる方がやりやすいのだろうが、
自分でホーミーのまねごとみたいなのをやって、それを口笛で吹いてはっきりした音になったのと、
鍵を合わせるようにしていた。

それでも、元になる音だけはチューナーで取るしかない。

久しぶりに、古い友達と飲み会をしたとき、
調律師をしている友達に聞いてみた、

最近倍音を元にチュウニングしているのだけど良い方法ってあるのかな?

調律師の彼がいうには、ヤマハから純正律の出来るチューナーもあるらしい、
それでも最後はやはり人間の耳が頼り、気持ちいい音にするには、おおざっぱに言って、オクターブが少し大きめになるということが、法則になっているということだ。

『カリンバの場合そこまで精密なことは必要ないから、チューナーで合わせてから、自分の気持ちいいようにずらしていくと良いよ』
と言っていた、

なるほど、
最近は、デチューンでもギターなどと合わせてる、
微妙なずれもかえって気持ちいいのではないかと思っている、
もともとギターという楽器自体、完璧な平均率は出ないのだから。

人間も、完璧なひとより、ちょっとずれたぐらいが付き合いやすく気持ちいいのと一緒なのだろうか。

スポンサーサイト
2010.08.18 / Top↑
Secret