パンたね2
ちゃぱてぃ
ちゃぱち

最近、朝食はもっぱらチャパティーだ、
余った酒粕と、自分のどぶろくを入れると、うまく発酵する。
塩、粉、酒粕、水+酒
何でも巻いて食べるとおいしいものだ。

パン種の半分は、あんこに巻いて、まんじゅうだ。

先日、ライブの時に、ムビラジャカナカのまさくんに、話したら、
彼もどぶろくをつくってるという、意外と自作のお酒で楽しんでいる人は多いのだ。

僕のどぶろくを、少し飲ませると、これはジンバブウェのお酒に近い。と言っていた。
ジンバブウェ人も来ていたので、彼にも飲ませてみると、
飛び上がって懐かしがっていた。そして、喜びを握手にして返してくれた。

この酸っぱい酒を、おいしいと思うのは、
僕も、たらふく、アフリカでこのような、雑菌のたくさん入った、
椰子酒や、トウモロコシの酒や、バナナ、はちみつの酒を飲んでいたからだ。

椰子酒なんかは、まるで小便のようなにおいがする。
最初は、うけつけられないのだが、その内、癖になってきて。
このにおいじゃないとつまらない気がしてくる。


寺田本家のお酒で、こんなものがあったのを飲んだとき、アフリカのお酒を思い出して、それでいたく気に入ってしまった。

雑菌、・・・雑音、アフリカの音楽は雑音(倍音)が好きである。
親指ピアノの真ん中の穴にクモの卵を守る、殻膜が張ってあって。「ぶい~ん」という音が出る。
弾く鍵の上にも鉄片が巻いてあって、「じーーー」という音がでるようになっている。

音響機器がこれだけ進歩して、きれいな音をどこまで出せるか競争している中であえて雑音で演奏すると言うことは、どんなことなのかと時々考える。

完成された、社会では、不完全なもの、みにくいものはどんどん排除されていく。
心の中でも、自分のみにくい感情は、見えないようにした方が、生活しやすいように感じる。

雑菌、雑音、排除されて、どこにも行く場所はなくなったかのようにみえる。

しかしアフリカ音楽では、むしろこの雑音が強調される、
このノイズは悪魔を追い払う音ともいわれ、重んじられている。

完全な人などいない、
アフリカのお酒にも、音楽にも、雑な部分があるように、
人にも、雑な部分があるように作られているのだ、
雑なものを、大事にしている状況を見たとき
なんとなく、ほっとする。
そして、その雑味すらも大声で笑い飛ばしているとき、
生きている事を、実感出来る気がする。

これは叩けば雑音しかでない僕への、軽い弁護文なのかもしれない。


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2010.06.01 / Top↑
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